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2022年度差別の歴史を考える連続講座
皆さん、ふるってご参加ください。

第1回 2022年6月10日(金)  「江戸時代の身分と身分差別―江戸時代は「身分制」の社会ではなかった―」
※江戸時代が構造的な身分差別の社会であったことは間違いないのですが、「身分制」の社会ではなかった。その意味について具体的にお話しする
 講師:畑中敏之さん(立命館大学教員)
第2回 2022年6月24日(金)  「中世非人宿と近世夙村―南山城相楽・綴喜二郡を事例として―」
※近世南山城には中世の非人宿につながる系譜をもつ夙村があり、賤視への抵抗運動を畿内全域で組織した。非人宿の継承や賤視への抵抗運動などについて紹介する
 講師:吉田栄治郎さん(元奈良県立同和問題関係史料センター所長)
第3回 2022年7月8日(金)  「中世非人と西大寺叡尊の慈善救済」
※中世には非人と呼ばれる病や身体障害によって社会から脱落・疎外・排除された人々があり、京都や奈良の都市周縁部や街道沿いに集住して乞食などで生計を立てていた。西大寺叡尊の史料を中心としてこれらの人々の存在を明らかにする
 講師:細川涼一さん(京都橘大学名誉教授)
第4回 2022年10月14日(金)  「学校教育からの排除と被差別部落の葛藤―統合教育と分離教育のはざま」
※国民形成としての近代学校教育から被差別部落が排除された事例を紹介し、その内実について多角的に考えていく
 講師:伊藤悦子さん(京都教育大学非常勤講師)
第5回 2022年10月28日(金)  「近代京都の都市周縁と祭礼―神輿は誰が舁くのか―」
※近代京都の都市周縁の人々の祭礼参加の有様や祭礼参加が彼らに与えた影響を、「神輿舁き」に焦点を当てて考察したい
 講師:中西仁さん(立命館大学教員)
第6回 2022年11月11日(金) 「初期社会主義者と部落問題」
※明治期の社会主義者たちは同時代の部落問題をどのように捉えたのかを機関誌の言説から読み解く
 講師:福家崇洋さん(京都大学人文科学研究所)
時間:午後6時30分〜8時30分
場所:京都府部落解放センター4階 ホール
参加費:無料
日程変更の場合がありますので、参加ご希望の方は必ず連絡先を明記の上、前日までにFAX(075-415-1032)・電子メールqm8m-ndmt@asahi-net.or.jpでご連絡ください。



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